いつものように二人で歩く道


「なぁ
俺おまえとの約束守れないかも…」


ん?

なんか約束したっけ


「なんだっけ?」


「ばーか
何でもねーよ」


「バカじゃないし」


「十分バカだろ

ってかおまえ進路希望調査どうすんだよ」


「書いたよー

今日出す」


「へー
どうすんの」

廉には珍しく真剣に聞いてきた

「大学行くよ

栄養士か、調理師なろうかな」

「へー

まぁ決まんねーならおれのとこに永久就職でもいいよ」

訳わかんねー

「なにそれ??」


「さあな」


そういってグラウンドに行った廉


あたしには不思議だらけだった