しっかりしているように見えて、どこか抜けている瑠奈


少し目をはなすとどこか行ってしまいそうな君



俺はいつも瑠奈を追いかけてばかりだった


捕まえたと思ってもすぐにどっか行っちゃうし



俺は小学生に入る頃には瑠奈を好きだった


瑠奈と毎日一緒でまわりの奴らにからかわれた時
『あいつなんか好きじゃない』


こう言ってあとからすごい後悔したのを覚えている


それからはみんなの前ではどうどうと瑠奈が好きと言っていた


でも瑠奈を前にすると素直になれない