その瞬間あたしと俊の間に沈黙がながれる。


「あっと、ごめん。さっきの気にしないで。ありがとう。おやすみ」


きづくともうマンションの前であたしは俊がもっててくれた袋を無理やり取り返してから急いでロックを解除してからロビーにはいった。


うわぁぁ


なにいっちゃってんのよあたし。


「////」


自然に顔が赤くなるのがわかる。


エレベーターのボタンをおしてきたエレベーターにのりこみ閉じるボタンをおすと同時にエレベーターに誰かの足がはさまった。


「わぁぁぁ。だ、大丈夫ですか?」


っていうか誰のあし???


そうおもいながら上をみると、鬼みたいな顔をした俊が・・・


やっちゃった。


なにやってんのよあたし。


「嘘、ごめん。痛くない?」


「痛い。そしてお前へんなこと言うしきちんと持ってるつもりが袋からリンゴやらレモンやらがころがってくるし」


ひぇ~~~


そうおもいながら児童にあいたドアから俊がはいってきた閉じるボタンをおした。