「ノノちゃ~~ん」
「続いて勝利さんです」
そしてやっぱり完成がすごい。
わ~~
次あたしたちだよ~~
ドキドキしながらぎゅっと小奈美の手をにぎると小奈美も握り返してくれた。
そして後ろから、きっと俊だ。
「がんばれよ」
そんな声がきこえた気がした。
「SHINEのお二人です」
そういうと同時にあたしたちはつないでいる手を上にあげて階段の一番上の壇上にたつ。
きっとまだ名前もしらなかったかもしれない観客のひとたちは前のひとたち同様声援をかけてくれる。
そのまま2人で階段をおりていってフルーティーのみんなの横についた。
「最後にSTARのみなさんです」
そういうと一層もりあがる会場。
全組は並んだところで司会者の説明がはいりはじめた。
「fruityのみなさんは今回、ドラマの主題歌を披露してくださるようですが・・・」
そんな解説がfruityにむけられてからわずか5分もないトークがおわるとfruityのみんなはスタンバイをはじめた。
その間にあたしたちは自分たちんも席に移動する。
それから着々をリハどうりに進んで次はあたしたちの番まできてた。
「さぁ、つづいては今日がテレビ初中つ円のSHINEのお二人ですが、今日うたってくださる曲はどのような曲なんでしょうか?」
司会者の質問に小奈美はマイクをもつ。
「えぇ、今回の曲はすごく冷たい曲にきこえるんですが、よく歌詞をきいてると本当に優しさがふくまれている曲です。
この曲はあたしも華も大好きな曲です」
「そうですか。お二人のグループ名はどのようにつけられたのですか?」