そして、授業が始まりつまらない50分が過ぎた
「これで、終わります」
先生は教室を出ていく
「なぁ、今日どっかいかね?」
「あぁ、いいよ」
俺は暇だったし、最近遊んでないから、柊矢の誘いに乗った
「じゃ、渋谷でブラブラするか」
「了解」
そんな会話をしてたら、授業が始まる時間になり、それから得にたいしたことなく一日が過ぎた
やっと、帰る時間になり、今日は歩いて渋谷へ行こうということになった
「あんた、光を傷つけるなんて、許さない」
誰か知らないケド、まちがいなく柊矢でなく、俺に言ってる
小柄で華奢な女がいきなり俺達の前に立ち塞がる
「光?光ちゃんの友達なの?」
優しい声色で柊矢がひらめいたように聞く
「何よ!人が泣いてるってゆうのに!はめられた?そんなの口実でしょ?女の子一人幸せにできないなんて、最低よ!」
なんだこいつ
俺は本当にはめられたつってんのに、口実とか言いやがって
俺はカッっとなって言った
「俺は、はめられたつってんだろ!お前らなんなんだ?俺のこと好きな奴が泣いて付き合いたいって言ったら俺の気持ちなんか無視して付き合わなきゃいけねーのか?てめぇら、自己チューなんじゃねぇの?」