「あぁ、悪いな」
昨日の涙をかんじさせない来宇
「ちょっと指血出てる」
そう言って、鞄の中から何かを探し出した
「こんなん大丈夫だ」
「はい」
取り出したのは、絆創膏
「別にいいよ」
「私が悪者になっちゃうから。貰えー」
以外に、気が利く
「じゃ、私急ぐから」
「ちょっと待った」
柊矢のためにも、好きな奴いんのか聞いてみよ
「お前、好きな奴いるのか?」
「なんで?いないけど」
「わかった」
「てか、ぶつかってゴメン、じゃ」
と、来う急ぎながら学校へ行く道を俺も急ぐ
学校に着くと、柊矢が急いで俺に向かって来る
「遅い!朝来宇ちゃんの顔を見に行こうと思ったのに」
「あ、俺今日アイツに自転車で踏まれた。そういえば、アイツ好きな奴いないって」
「ちょっとまって。お前、今日来宇ちゃんと会ったんだ。いいな〜」
ほんとにコイツは好きなんだな
「好きな奴いないのか・・・」
「もしかして、自分とか期待してたのか?」
「はっ?!ちっちげぇって!!」
図星だな・・・
それから、つまらん授業を受けて、昼休みには柊矢の来宇の話しを聞いてのエンドレスで一日は過ぎていった
久しぶりの学校に疲れた