「なんだよおまえ!!! いつの間にこんなにカァイイ子と知り合ったんだよ!!!」

「しらねーしうるせーよ」
煉は突然の事で
珍しく動揺していた

「君俺にあったこ…」

PPPPPPPPP
煉が言いかけた時
萩兎の電話が鳴り響いた

「あ??俺のか…??」
ケータイのディスプレイには雪音(ゆきと)と表示してあった

「もしもーし なんだよ雪音」『…萩くん…時間……』
「あ??時間?…………!!!!!
あーーーーー!!!!」

萩兎は時計を確認すると絶叫した

「うっせーよ萩兎……雪音なんだって??」
「煉!!!時間!!遅刻!!」
「あ!!やっべー!!俺らもぉ行かなきゃ おまえ一人で帰れるか?」
煉は慌てながら
女の子に問うと
その子は黙ったままコクリと頷いた

「そぉか わりぃな 気をつけて帰れよ!!じゃあな」
「バイバイかわいこちゃん♪」

「おまえはまたそーゆー……」

煉と萩兎は女の子と別れ
学校に向かった