「そう。奇跡。
俺らが出会った事は
想いが通じたのが

奇跡だと思ってる。

俺はこのバラに全ての想いを込めて

美紅にプレゼントした。」



涙は止まらない…
嬉しい…ただそれだけ。
私も渡さないと…

そう思いプレゼントした

「開けて良い?」
「うん」
「うわぁ…ネックレスだ!ありがとう、美紅!」
自然と笑顔になった
「似合う?」
「うん…凄く…かっこいいよ!」
「ありがとう」




「…龍……好き…好きだよ…」


私は涙を流しながら

想いを伝えた。

「俺も好き…愛してる」


隣にいるだけで嬉しくて
自然と笑顔になれて
一緒にいるだけで幸せで

今こうして居られるのも奇跡で…

私は本当に幸せ者だと
強く感じた