誰よりも愛する君へ

「ハル迎えに行くよ。どこにおるん?」

「今、友達の家だから・・・お昼貰ってる」

「じゃあ、後で電話くれん?迎えに行くわ」

「うん・・・ありがとう」

アタシはそう言って電話を切った。

ふぅーと息を吐きながら振り返るとニヤニヤ笑う二人の姿があった。


なんてことはなくて、リビングはさっきよりも静まりかえっていた。

「さあ食べよ!」

アタシはリビングの雰囲気を少しでも明るくする為、わざと大きな声を出した。