誰よりも愛する君へ

「ハル・・・ハルが忘れるまで俺待つよ。待つから・・・・・・俺はハルの特別になれへん?」

「薫?・・・何言ってるの?」

「俺、ハルが好きや」

薫の瞳がアタシを捕らえる。

「薫・・・アタシ・・駄目だよ。きっと、薫を傷つける」

「それでもいいよ」

「薫は・・・優しい過ぎる。アタシなんか見ないで」

アタシがそっと顔を動かそうとすると、薫はアタシの顎を無理やり自分の方に向けた。

「ハルには笑ってて欲しい。俺はどんなに傷つけてもかまわんから・・・。ハル、俺だけを見て!」