うれしい。 本当にうれしい。 今まで、男子と縁がなかったわたし。 中1の夏。 あのときがきっかけで、こうなることが決まっていたのかもしれない。 わたしは、想太君が好きだ。 想太君も、わたしが好き。 好きだと、言ってくれた。 勇気を振り絞って、告白してくれた。 わたしは、その勇気を無駄には絶対しない。 涙を乱暴に拭くわたしは、顔をぐちゃぐちゃにしながら、笑った。