今日も、時間があるときには、想太君としゃべった。
やっぱり、気が合うところは、かなりと言っていいほど多い。
話すたび、うれしくてしょうがない。
なんたって、あの笑顔がたまんない。
あの笑顔が、わたしの心を動かしているのかもしれない。
もしかしたら、わたしは、想太君のことが好きなんだろうか。
というか、好きなんだ。
わたしは、恋をしているんだ。
こんな気持ちになるなんて、わたしらしくないと思う。
けれど、わかってしまった。
わたしは、想太君が好き。
これで、すべて理解ができた。
それは、1年生のころの記憶で……。
