もしもタイムマシンがあるのならば ~クリスマス編~


わたしたちは、部屋を出た。

ヤバイ……。

めっちゃ面白くなってきた。

この調子で、どんどん集めていけば、この部品が何なのかはっきりする。

これはもう、完成させなくちゃ気が済まない。

今まで、こんなこと初めて。

わたしは、何かに必死になることが、まったくなかった。

でも、今はある。

すべての部品が揃うとき、その正体は必ず現れる。

それをわたしは、絶対にこの目で見る!

そう、わたしは決めたのだ。



そうして、部活が終わり、わたしたちは帰った。