さよならboy

やっぱり。


「タケルおはよー」

「え、お前も1組?マジかー」

「何だそれー!てかまた出席番号1番じゃん!」

「毎年そうだって、俺市川くんだもんさ」


教室に入ってすぐ、予感は確信に変わった。



今井。
市川。


出席番号は同じ1番。


つまり、隣の席なんだ…。


今まで遠くから見てるだけで、声もまともに聞いたことなかったのに。


いきなりこんなに近くになっちゃうなんて、心の準備ができてないよ、神様。



「あ、こんちゃんも1組?おはよ!」


「おはよ、修司くん…」


修司くんが私に挨拶するから、市川くんまでこちらを見る。


ちょっと修司くん、何てことを…。