さよならboy

「よかった。なっちゃんが同じクラスならもう誰がいてもいいよ~」


そう言いながらも、一応他の新しいクラスメートもチェックする。


校舎の入り口に貼り出されたクラス分けの表を、皆受験生のような目で見つめている。

中には、泣いている子もいた。



今年は大学受験があるし、なっちゃんさえいてくれるなら、あとは無難なメンバーで穏やかに過ごしたいかな。



私は改めて、自分の名前を見る。



…え?



市川武(たける)…?