自転車置き場までの、いつもの道を歩くのが、何だか長く感じた。 周りの景色がぼんやりとして、どこにいるのかもはっきりとしない。 相変わらず携帯を見ている市川くん、と思ったら、今はポケットに手を入れたまま、ただ歩いている。