〜**黒髪のお姫様**〜



時々入ってくる風がとても気持ちいい。



………


気付いたら、もう6時だった。



帰ろう。


校門のところまで来ると、何やらあっちの方が騒がしくて、目をやるとサッカー部の人達がたくさんいた。



間宮君だ…


見つめてたら、視線に気付いたのか、彼もこっちを見た。


あれって顔をした間宮君から、思いっきり顔を反らした。



そして走り出す。


「あっ」って声を出してた気がしたけど、聞こえないふりをした。