「何言ってんのさ!私まだ19だよ?子供じゃん!」 「確かに子供だが……」 「ほら!じゃあプレゼント!」 勝ち誇ったように手を差し出す羽兎。 それを見た紘哉は呆れたようにため息をつく。 「……知ってるか?サンタクロースって言うのは良い子の所にしか来ないんだぞ?」 「知ってるよ」 「少なくとも、人にハサミ向けてたワトコがいい子だとは思わないけどな」 「ひどっ!!」