* 頭だけサンタに扮した二人が園児の枕元にプレゼントを置いていく。 子供達は幸せそうな顔をしながら眠っていた。 明日の朝、枕元のプレゼントを見て喜び、サンタに向かってお礼を言うのだろう。 そう思うと、羽兎は心の中が温かくなった。 「メリークリスマス」 小さく呟いてみる。 プレゼントを配り終わり教室を眺めた後、彼女は静かに出ていった。