子猫が初恋提供します。





軽く目を見はった夜があたしをそのまま見下ろす。



その強い眼差しと僅かな沈黙にじわじわと恥ずかしさがわいてくる。



堪らずパッと視線をそらすとそれと同時に夜は真顔のままで口を開いた。



「…それって……ヤキモチ?」



「…っ!」



なんの捻りもない直球があたしの頭をガツンと直撃した。



さっきまでじわじわ上がっていたものが一気に沸点まで到達した。



全身…恥ずかしいくらいに真っ赤っ赤。



それはマヌケなことに、あたし自身が自覚していなかったことだった…。それなのに、0.3秒くらいで自覚させられちゃった…。