ガバッと布団を頭の上まで引き上げて、もぐり込んだ。 信じられない…信じられない…! あたしに彼氏が出来ちゃった…!! 「うわぁ…っ……彼氏だって……っ」 堪えきれずこぼした自分のセリフにも布団の中で赤面をするあたしは壊れてる。 今日のあたしの心の中は、天井で跳ね回る子猫のように落ち着きがなかった。 だって… 目を閉じると思い出す。 夜のあったかな腕を あたしを見つめるキラキラとした輝く黒い瞳を 『好きだ』…と言った甘い声を…… 夜が…あたしの彼氏なんだ。