「ここどこって!俺ん家だよ!」

その声を聞いてハッと現実に戻る。
ここって陽介の家じゃん!!
昨日のことを思い出し、私は赤面した。
てか陽介、まだ笑ってるし!

「ちょっと陽介!そんな笑わないでよ!
ほら今日、仕事あるんでしょ?」

「あ!そうだった!」
そう言い陽介はベッドから出て
洗面台に走って行った。

「もう…。」

そんな後ろ姿にクスリと微笑み
重い腰をあげた。

私も帰る用意しなきゃ…。