サッカーなんて
関わりもなかったし、
知識もなくほんとうに疎かった私。
次々とまわるボールをただただ眺めていた。
それにそのときは
みんなチャラチャラしてるように映った。
「はぁー」
「ねぇ歌、サッカーって楽しいのかな?」
「知らない。でも楽しいんじゃないの?」
「ふーん…私にはわかんないなー。
ってゆうかさ、今日クリスマスなんだよ!?
さみしすぎでしょ2人!なんか涙でるよー。ねぇ歌ぁ」
「七海は彼氏なんかすぐできるじゃん」
「それができないから泣いてんじゃん…」
「とかいってさー(笑)」
そんな会話を交わしながら、
次におやつを与えてくれる人の
言葉を待っていた。
