甘い、甘いホットミルク。


昔から、颯真の淹れてくれたホットミルクが大好きだった。


「ねぇー。」


「んー?」


「クリスマスだけど。」


「それが?」


まったく関係ないことのように、颯真は私の髪を弄ぶ。