もうすぐ春だというのに、外は寒い。




あたしは、なんとなくこの場にあたしの居場所が無いのを感じた。


友達がイケメンで有名な先輩と握手をしていた。


なぜか見ていられない。



結局、あたしは仲のいい先輩が欲しかったんだ。


だから友達が羨ましくて、それから目を逸らした。



電車の時間も近づいてきた。




だから、あたしはにぎやかなその場から去った。


もう辛かった





end