「っるせいな…」


不機嫌そうに言いはなつ遥子


二人は遥子の男嫌いになったきっかけを知っている……


その過去聞いて男嫌いになるのも無理ないと思ったが


皆が皆、悪いヤツばかりではない…と、言っても耳を貸さないのは……承知の上……


でも、いつか…遥子を幸せにしてくれる…優しい男性(ひと)が現れないか…と


密かに思っているが…


もしかしたら、一生独身かも…と諦め欠けていた