優しく笑った顔に

…目を奪われた…




まじまじと男を見ていたのに気づいて

「が…学校遅れっから!」


早口で男につげると、もうスピードで走った


「…面白い子…」


男がそう呟きながら俺の後ろ姿を眺めていたことを私は知らない