「あ~あ、このままパーティーには欠席したいな…」 「何言ってるのよ!主役がいなきゃ、意味ないでしょ?」 時々、見せる子供ぽい一面。 こういう時、4歳年上の洸輝を、可愛いと思うんだよね。 「だって、オレ、亜美と二人きりがいい」 そんな言葉と一緒に、抱きしめられた瞬間、 ……コンコン―。 「社長、お時間です」 ドアをノックする音と共に、ちーちゃんの声がした。