そんなあたしの言葉に、洸輝はしばらく黙っていた。 「どうしても…か?」 「うん。どうしても。あたし、もう少し、自立した女になりたい」 そう思えるのは、きっと、洸輝の愛情を感じてるから。 だから、心が安心してるんだと思う。 そしたらね、あたし、もっともっと、強くなりたいって思ったの。 洸輝に依存しない、そんな女性になりたいって…。