「うん。ありがとう…」


洸太、あたし、本当に好きだったんだからね。


それは、本当だよ…。


「それから洸輝さん。絶対に亜美を離さないでください」


「うん。約束する」



そんなやり取りを終えて、あたしは洸輝と一緒に、マンションへ帰った。



ずっとずっと、戻りたかった場所へ。