「…白夜のせいでさぁ…はぁ…あ。ここだ」



なんて広いんだっ。

歩き回るだけで息が上がったぞ!!

白夜もバカだけど
理事長もバカだよね!


コンコン


「失礼しまぁす」


私は返事も聞かずに
理事長室に入った。


そこには後ろを向いている大きな椅子があった。



「おっ、来たか!早いなぁさすが我が義理っ愛娘ッ!」

ゆっくりと椅子が回り
顔が見えてくる


にしても義理っ愛娘?

義理愛娘…愛娘?



「は…?……あ"ぁぁぁ!!」




「よっ!!」



そこには

私の母の弟…


神姫竜耶が座っていた。