「だって紫乃が告白タイムを作ってくれなかったら俺あの子と付き合えてねぇもん!」


「そうなの?」


「うん!最初は友達からだったんだけど…彼女の一途なとこを好きになっちゃって…///紫乃が俺を幸せにしてくれたのもあるんだよ!」


そうなんだ…


彼女…よかったね


「ボソッ…だから次は紫乃と黒斗が幸せにならなきゃっ!」

「ッ!?///」



うん


なるよ


幸せになる!


「あ、二人で隠し事か!?」

黄太が私と朱也の顔をまぢまぢと見る


「ち、ちがうよ!」


「黒斗ー紫乃が浮気してるぞー(笑)」

日翠が黒斗にふざけて言った


「ふーん?」


むかっ!


「いいんだ?私が浮気して…」


確かにヤキモチとか妬いたことないよね…


私はいっぱい妬いたことあるのに


「もういい!黄太と浮気するし!黒斗のばーか!」

朱也は彼女いるし
黄太にした


「行くぞ黄太!」

「ちょ、紫乃!?」


私は黄太の腕を掴んで

教会の近くの公園に向かった



「むかつくむかつく!なんだよあいつ!」


「ははッ、久しぶりに紫乃のその喧嘩口調聞いたな!(笑)」


だって

冗談ってわかってたとしても


「妬いてほしいだろ?普通…私ばっかりで…もう苦しい…」


結婚だって

私だけ憧れて


「私だけが…黒斗に一生懸命だ…」


なんで?


「泣くなよなぁ…。」


「泣いてねぇよばか!」


「むかつく!(笑)」


私ばっかだぁ…

ppppp…


「あ、蒼だ。もしもし?あ今?紫乃と近くの公園に…うん。」