私は少し1人になりたくて教会の外に出た


「はぁ…」


キキーッ


バンッ


「だから蒼は運転が荒ぇんだよ!」

「しょうがない…族だったんだから…」


車のブレーキ音と
聞き覚えのある声に私は勢いよく頭を上げた


「黄太!蒼!」


「紫~乃!俺もいるよ!」

「俺も!」

「俺も~」


「朱也!日翠!洋介!」


みんな…来てくれたんだ!

「1人で…どうしたの?」


「あ、ううん!ただ外の空気を吸いたくなって!」


黒斗と結婚したいだなんて恥ずかしくて言えないもん!///


「黒斗いるんだろ?中。」

「うんいるよ!行こっか!」


でも普通は白夜じゃないの?(笑)


ま、いっか?



「黒斗」