ドドドドー!!


「竜耶あぁぁーー!!」


バーンッ!!


「うわっ!!な、なんだ紫乃か…ど、どした?」


気づかなかったけど

気づいちゃったんだよ!

えぇそれは極度の驚きだったよ!


「私のクラス、男子だけだったんだけど!?」


「あ…ははっ…言ってなかったか?」



こいつ…

わざと言わなかったな?


私はキッと竜耶を睨んだ。


「ご、ごめん!だって言ったら行かないだろ?」



まぁあんまり行きたくなくなるけどさ…

「別に女の子1人ぐらい居てくれた方が新鮮だろーがよ!」


「ちょ、紫乃、喧嘩の時の言葉になってますって…(汗)」

「だまれ!バカバカ!白夜も竜耶もバカだぁっ!!」


みんなバカだ…

最悪


「まぁいいじゃん!仲良くする気ないんだろー?」


うっ…


まぁ確かに
誰かと仲良くする気無いけど


「それとこれとは話が別だぁぁー!!」


バーンッ!


「竜耶さんどーかした!?」

「すごい地響きしたけど!?」


なんだこいつら!

人が走って地響きだと!?

失礼な!


「ふんっ、とにかく、あんまり来ないからね!」


「あ…でも、ここ寮「さよなら~」」



私は途中から入ってきた
5人組の男子達の横を通りすぎて
理事長室を出ていった。