「……う……」 ――――これからも、ずっと……… 「……皇…!」 「んん……、洋子…?」 呼び声に目を覚ますと、眩しい朝日に目がクラクラする。 「……もう! 遅刻するよ?!」 「ん…。 いま何時」 「今? 今は……ほら!時間ないよ! もう8時!」 「マジか。 すぐ支度する」 まだ怒ってる洋子の頬に口づけ、急いでバスルームに向かう。 ……この数日、ずっと昔の夢を見る。 理由は分かってるけど……にしても、見過ぎだろ…。 あれからもう10年経つのか―――… .