ハチミツ×シュガー




 いたずらっ子の顔で答えを聞いてくる先生に……私は本気で考える。




 ……私なんかの様子を見にくるなんて。



「如月 皇…?」「はい、ブ―――ッ」


 え――――っ!


 ……後は…


「まさか……斉藤、くん?」「ブッブ――――ッ」





 ムウ〜〜ッ


「わ、分かりません…!」


 少しイライラしてしまって口調がキツくなってしまったけど、先生は気にもせず、


「か〜わいそうね〜、彼は」

 そう言って、笑いながら教卓に向かった。



「……もう。結局、誰なんですか?」


 私はお手上げとばかりにベットから出て、学ランを手にした。


 学ランの内側には……



「ふふっ ヒントは、“イケメン”」




“西城”と刺繍されていた。