ハチミツ×シュガー




「んなっ」


 俺の言葉に、顔を真っ赤にして口慌てる彼女。

 尚も喋ろうとする彼女に、一際低い声で…



「――覚悟しろ」


 そう言って、


「――ん…っ」



 唇を塞いだ。







 聞きたい事は、山ほどある。

 でも…


 それ以上に、触れたいんだ。


 その肌に――…






「――ん、あっ …やぁ…っ」




 その甘い鳴き声を、

 部屋中に響かせて。




「か、えで…っ


 ――っ 愛して、る……!」




 愛の言葉を


 染み込ませて――…。