ハチミツ×シュガー




 あまりの声の大きさに振り返ると、亜衣ちゃんと真弓がニヤリ笑いながらこちらを見てた。

 斉藤くんは目を見開いて呆然としてる。



「じゃあ、みんなでいつがいいか決めよう!」


 亜衣ちゃんは荷物をテーブルに乗せると、すかさず私と斉藤くんの間に入ってくる。



「ほら、いつがいい?
 いつがいいの?」


 心から、楽しそう。



「……確かに、みんなで行けたら楽しいかも…!」

「えっ?!如月まで!」


 私の呟きになぜか焦る斉藤くん。



「あっ、ほら、私って友達真弓しかいないし、グループで遊んだ事無いっていうか……ちょっと、憧れてて…」



 言いながら、段々恥ずかしさがこみ上げて。
 最後の方は小さな声になってしまった。