突然の電話に、真弓は戸惑いもせずに。 むしろ、内容を話すと興奮しながら『協力するからっ!』と息巻いた。 明後日……私が西城くんと出掛けるなんて。 お風呂に浸かりながらも、安らげない私の頭。 「西城、くん…」 呟いた彼の名は…… 浴室中に響いた。 .