そして、この夜も夢を見た。 ものすごく悲しかった。 大泣きしながら保健室に入っていく夢。 朝起きると瞼が濡れていた。 もう体や、心はとっくに限界だったのかもしれない。 そしてこの日、翔ちゃんから連絡がきた。 夢のことを話すと、 「精神科でも行ってみれば? 薬でももらえんじゃね?」 と軽々しく言われた。 病院へ行くことには少し抵抗があった。 薬に頼るようになるのが怖かったから。 けれど、お母さんにそうだんしたら、 着いていくから一度いってみようと言われたので 行ってみることにした。