少しでも嫌なことがあったりすると すぐに切るようになっていた。 切ることで安心していたし、落ち着いていた。 なによりのあたしの支えだった。 けれど、切ることを我慢しようと思ったこともあった。 でもそれは、自分にすとれすを ためるだけだった。 部屋のものを投げ飛ばしたり、さけんだりしていた。 それを見ることしかできなかったお母さんが きっと一番つらかったよね・・・。