傷だらけのシンデレラ



しばらくの間沈黙になった。

それを破ったのは翔だった。


「俺、初めて告白したからやり方とかわかんねえ」


「え?告白?誰に?」


あたしはまだ意味が分かっていなかった。


「は?!なんど言わせる気だよ」


翔は続けていった。


「俺は夢が好きなんだよ、これでわかったか?」


「え・・・・・・・・」


あたしは唖然としていた。