傷だらけのシンデレラ


夢;あたしは華の17歳だよ、大阪に住んでる

「華かよ(笑)大阪かー」

夢;まあね(笑)こんど大阪おいでよー

「いけたらなー」


こんな他愛もない話をずっとしていた。

1時間くらいたって

「そろそろ部屋いくかー」

翔が言った。正直さみしかった。

夢;そうだね、ならまた部屋でね!

「おう、またな。」

もっと話していたかった。

もっと翔を知りたい、そう思うようになっていた。