傷だらけのシンデレラ



するとお父さんが話し始めた。


「腕を切ってることも、知ってたけどな?
結衣には、もっとしっかりしてほしいと思うし・・」


話している途中であたしが声をあげた。


「しっかりしてほしい!?
これ以上どうすればいいねん!!!
もう頑張られへんからこんなんなってるんちゃうんか!?
結衣のなにを知ってるねん!
なにを見てきてそんなことが言えたんや?!
なにも知ろうともせんかったくせに、よくそんなことが言えたな!」


あたしの頭の中は、もうめちゃくちゃだった。


「なあ、お母さん?結衣、もっとしっかりしなきゃだめなんだって。
今のままじゃ、全然頑張ってないんだって。そうだよね・・?」


お母さんは、泣きながら首を横に振った。



「・・はぁっ」


ため息をついたのは、お父さんだった。