9月、始業式も終わって家に帰ると

家にはお母さんがいた。


「薬、まだある?
 病院へいくならまたついていくから」


お母さんはあたしに気を使ってくれている。

だけどあたしはそれが悲しかった。

あたしのせいで迷惑かけて、お母さんだって

あたしがこんな風になって辛いよね。


「うん、大丈夫だよ、ありがとう」


そういうと自分の部屋へいき、パソコンをつけた。