傷だらけのシンデレラ


海斗;俺だったら、大切な彼女を
   後回しになんて、できねえけどな。
   お前、大切にされてないんだよ。




そんなことない!


と、あたし言い返せなかった。

なぜなら、その通りだから。


海斗;ほんと、もう別れろよ・・


夢;それは嫌だ


答えはでているのに、どうしても

別れを選択することがこの時のあたしにはできなかった。