傷だらけのシンデレラ


だけど実際別れろと突きつけられてしまうと、

まだ翔ちゃんが優しかった初めのころのことを思い出してしまう。


夢;いやだ、別れたくないよ。


海斗;だめだ、別れろ。じゃないと夢は絶対に幸せになれないぞ?



幸せ?あたし、翔ちゃんと付き合っていて幸せ?

幸せだと思っていたのは初めだけ。

それもすぐに壊れてしまった。

千秋がでてきてからは、ただ

嫌われたくなくて、千秋にとられたくなくて。

ずっと待って、おかしいとおもったことも

言わずに我慢して。

あたしが悪くないことも

「ごめんね。」

とあたしが謝ってきた。

翔ちゃんとの幸せなんて、もうとっくになかった。