「“今終わった−。(汗)”」
っと。メールがきたのだ。
「“おつかれ−♪神永空耀だよね?”」
「“なんで俺の名前知ってるの!?”」
「“愛花から聞いた。神永くんの話ずっとしてたから”」
「“そっか。あ、神永くんじゃなくて空耀でいいよ。”」
「“りょ-かい♪私のことは美姫って呼んで」
「“わかった♪あ、写メかプリくれない?
顔うろ覚えなんだ(汗)”」
うろ覚えで当たり前だ。
私も空耀の顔はあまり覚えていない。
「“乙でごめんね-(笑)空耀もちょうだい♪”」
「“かわいいじゃん♪俺のタイプ♪”」
「“空耀もイケイケじゃん♪
....メンクイは嫌いです(笑)”」
しばらくメールが続いた。
この日が私たちの運命の始まりだったのだ。