「多田くん………、ありがとう…」


「………っ………!!」


「でも、多田くん?それじゃあ
あたし、赤ちゃんみたいだよ?…ふふっ」


お腹減って、眠くて泣いてるなんて
あたし、多田くんに赤ちゃんと
思われてるのかな?


「……本当は、わかってる」


「えっ?」








「平野のことだろ?」