シリウス


その人は、気の毒そうな声で言った。

「いい加減かどうかはともかく…この病院の院長は、私だよ?」


嫌な予感がする。

『春、君の目は、きっと私が知ってる誰よりも透明で綺麗な色をしている』

『先生、また…会えますか?』


「そこにいつも座ってた…」


「ああ、口止めされてたんだけどね…あの方は、君のお父さんだ…」


本当に

あの人には驚かされる…